本公演はLa Musica Collana、初の試み。バロック時代よりも後の時代、ハイドンやモーツァルトといった古典派の時代を生きた作曲家たちの協奏曲作品に焦点を当てたコンサートです。今回はヴァイオリン、チェロ、オーボエ、フォルテピアノによる4つの独奏曲に挑みます。ソリストは、La Musica Collana ディレクター/ソロ・コンサートマスターの丸山韶、首席チェロ奏者の島根朋史の2人に加え、バッハ・コレギウム・ジャパンをはじめ、数々の演奏団体の首席オーボエ奏者として国内外で活躍する三宮正満氏、そして第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位に輝いたフォルテピア二ストの川口成彦氏を迎えます。イタリアン・バロックを継承した18世紀後半のウィーンの調べを、全奏者オリジナル・スタイルの響きでお楽しみください。