15周年記念公演
その他
新宿区民オペラ
一般
アンサンブルグループ
公演日
2009年09月13日(日)
13:00開場 14:00開演
ご案内
「物語」
第1幕
15世紀末。ヴェネツィア領キプロス島沖に、トルコ艦隊が集結している、との報にムーア人オテロが指揮官として出陣、激しい嵐も味方してトルコ艦隊は全滅。凱旋するオテロ一行を迎え市民は祝宴を催す。しかし、副官の地位をカッシオに奪われた旗手ヤーゴはオテロに恨みを抱いている。オテロの妻デスデモーナに思いを寄せるロデリーゴを竣し、カッシオに無理矢理酒を飲ませ刃傷沙汰を起こさせ、怒ったオテロに解任されてしまう。
第2幕
ヤーゴは落ち込むカッシオにデスデモーナに執成しを頼めと勧め、オテロが2人の仲を疑う様に企む。カッシオの復職を嘆願するデスデモーナにオテロは疑心を抱き始め、妻の贈ったハンカチを投げ捨ててしまう。ヤーゴはそれを拾った妻エミーリアから強引に手に入れ、カッシオに与えると、嫉妬に狂うオテロに「カッシオが寝言で奥様の名を呼びながら、オテロをムーア人だと侮辱している。その上あなたが贈ったハンカチを奴が持っている」と讒言する。
第3幕
そんなこととは知らないデスデモーナは、カッシオの復職をオテロに願うが嫉妬に狂うオテロは火に油を注ぐ有様。逆にハンカチはどうしたと詰問する。困ったデスデモーナが退室するとヤーゴが現れ、カッシオが来るから隠れているようにと言う。カッシオはヤーゴの話は酒場女のビアンカのことだと勘違いをし、笑いながらハンカチをひけらかす。物陰のオテロは怒り心頭、我が手で妻を殺害する決心をする。そこへ、ヴェネツィアから特使ロドヴィーゴが到着し、オテロの本国召還、後任の指揮官にカッシオが任命されたと告げる。
第4幕
嫉妬と怒りに狂うオテロの言動に、デスデモーナは死を予感し床につく。オテロは妻の寝顔に別れの口付けをし、目覚めたデスデモーナにカッシオとの仲を質す。潔白を誓う妻にオテロの疑いは晴れず、ついに彼女を絞め殺してしまう。そこへエミーリアが駆けつけ、亭主ヤーゴの陰謀を明かす。全貌を知ったオテロは、絶望のあまり自らの胸に刃を突き立て、デスデモーナの亡骸に口付けをしつつ息絶える。
【曲名】G.ヴェルディ 歌劇「オテロ」(全4幕:原語上演)※日本語字幕付き)
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