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俊友会管弦楽団第45回定期演奏会

オーケストラ

俊友会管弦楽団

一般 オーケストラ

公演日

2010年05月01日(土)
13:00開場 13:30開演

会場

東京都 墨田区
すみだトリフォニーホール 大ホール

ご案内

 ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」は、ミハイル・レールモントフの戯曲「仮面舞踏会」を題材に劇音楽として作曲された。発表当時から評価が高く、のちにハチャトゥリアン自身が管弦楽用の組曲に編成したため、さらに多くの演奏機会を得られることとなった。特にワルツは人気があり、演劇やCMに取り上げられるほか、フィギュアスケート競技の音楽にもたびたび使用されている。
 仮面舞踏会のように、初演時から好評を博すという幸せなスタートを切ることができた曲もあれば、反対に、初演時には全く評価を得られなかった曲もある。フランクの交響曲ニ短調は、発表する前から評判が悪かった。パリ音楽院の作曲科の教授ではなく、オルガン科の教授のフランクが、なぜ交響曲を発表するのか、と訝しがる声もあったようだ。聴衆の反応も専門家の反応もきわめて冷ややかだったが、フランクはいっこうに気にすることがなく、「おお、私が考えていた通りに響いた」と喜んだという。しかし、やがては人々に認められ、現在ではフランスにおける最も優れた交響曲だとみなされている。フランクは、聖クロティルド教会のオルガン奏者を終生務め、指導した多くの弟子たちから慕われ、妻と4人の子供とともに、浄く慎ましく穏やかな生活を送った。フランクの生涯そのままの清廉さと温かさに満ちた名曲である。
 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のスタートはさらに深刻なものだった。当時のヴァイオリンの第一人者とされていたレオポルド・アウアーが、「演奏不能」と断言したのだ。チャイコフスキーは、「この判定がペテルブルグの名手という権威の口から下されたので、私の想像力が生み出したこの子供は、不幸にも望みもなく放り出される運命となった」と嘆いている。そのまま消えてしまうかもしれなかったこの曲を救ったのは、ドイツ系のヴァイオリニスト、アドルフ・ブロツキー。しかし初演は、オーケストラの無理解と準備不足もあって惨憺たるものだったという。評価も当然ながら厳しいものだったが、この曲の価値を認めていたブロツキーは、酷評にめげず、ことあるごとに演奏会で取り上げた。次第に曲は認められ、ついには初演を拒絶したアウアーも前言を撤回し、この作品を演奏するようになった。今日では、聴衆に最も愛されているヴァイオリン協奏曲のひとつである。ソリストに、名実ともに日本を代表する演奏家である徳永二男氏を迎え、この不動の名曲をお贈りする。
 1941年初演の仮面舞踏会、1889年初演の交響曲ニ短調、1881年初演のヴァイオリン協奏曲。それぞれの始まりを持ったそれぞれの名曲の真価を、そして、こうして身近に触れることのできる幸福を、2010年の今、改めて感じる。

【曲名】I.A.ハチャトゥリアン 組曲「仮面舞踏会」より ワルツ,マズルカ,ギャロップ

【曲名】P.I.チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

【曲名】C.フランク 交響曲ニ短調

料金

全席指定 S席¥3,000 A席¥1,000

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