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ブロカートフィルハーモニー管弦楽団 第34回定期演奏会

オーケストラ

ブロカートフィルハーモニー管弦楽団

一般 オーケストラ

公演日

2015年04月05日(日)
13:30開場 14:00開演

会場

東京都 葛飾区
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール

ご案内

■演奏会の聴きどころ
 1892年4月、ジャン・シベリウス(1865-1957)はソプラノ独唱、バリトン独唱、男声合唱とオーケストラのための交響曲「クレルヴォ」を発表した。作曲家としては駆け出しのころだったが、人々は大きな期待と関心を寄せてコンサートホールに集まり、新作は圧倒的な成功を収めた。フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を題材にしていたからというのが大きな理由だが、もうひとつ、シベリウスが創る音楽が、ドイツやスウェーデン、ロシアといった国のスタイルの影響を受けたものではなく、「聞いた覚えのない調べだけれど、それでも、これは古くから我々が知っている、まぎれもないフィンランドの音楽だ!」と感じられたからである。帝政ロシアの支配下に置かれ、日増しに圧力の強くなるフィンランドで、人々は「純粋なフィンランドの文化」を心から求めており、フィンランドの音楽全体に革命をもたらしたシベリウスは、国民的作曲家として認められていく。
 交響曲第2番は、後援者カルペラン男爵の勧めと援助により、イタリアに長期滞在しているときに着手された。北欧とは全く異なる風土、まばゆいほどの陽射し、咲き乱れる花々、豊かな文化、カトリック教会に多くの刺激を受けて誕生した交響曲は、明るい、けれど、この上なくフィンランド色の強い音楽となった。
 交響曲第5番は、シベリウスの50歳の誕生日に合わせて書き上げられた。第一次世界大戦のさなかだったにもかかわらず、祝賀コンサートは国家的な行事としておこなわれ、そのチケットは入手に困難を極めたと伝えられている。「日の光は弱く、冷たい。しかし、春はクレッシェンドで近づいてくる」とシベリウスが記したとおり、希望にあふれ、華やかで祝祭的な雰囲気を持つ交響曲である。
 2015年の今年は、シベリウス生誕150周年の記念の年にあたる。


【曲名】シベリウス 交響曲第5番 変ホ長調 作品82

【曲名】シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 作品43

料金

前売り 700円 当日 1000円 (当日券は午後1時から販売開始)

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