高尾 奏之介 (ピアニスト)の楽団紹介
1995年生まれ。全日本学生音楽コンクール・ピアノ部門、小学校の部および高校の部において、いずれも東京大会第1位、全国大会第1位を受賞。小学校の部ではフォーレ最晩年の名曲「ノクターン第13番ロ短調」を演奏し、学生音コン史上初の全審査員最高点での全国第1位となり、注目を集める。ピティナ・ピアノコンペティションにおいて8歳時にコンチェルト部門にて最優秀賞、10歳時にはF級(高校3年生以下)にて全国大会金賞をいずれも史上最年少受賞。演奏活動としては、パリ、ウィーンなど海外でのリサイタル他、2010年にはショパン生誕200年「ショパンのコンチェルト・華麗なる競奏曲コンサート」にてアレクサンダー・コブリン氏と共演、2012年には「若い芽のαコンサート」に出演し、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏、その演奏がNHK-FMにて全国放送されるなど、国内外で活動中。また、2008年第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて日本初の準グランプリに輝いた映画「トウキョウソナタ」(黒沢清監督、主演:小泉今日子、香川照之)ラストシーンの「月の光」(ドビュッシー)をピアノ演奏し、映画は20カ国以上で上映、このシーンに世界から感動の声が寄せられた。現在、慶應義塾大学に在学中。