東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団の楽団紹介
東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団:東京フルトヴェングラー研究会の演奏実践部門として1995年に設立。その活動は新聞、放送、雑誌に度々取り上げられている。フルトヴェングラーの作曲では「ラルゴ」ロ短調(1995)、序曲変ホ長調(1997)、祝典序曲ヘ長調(1998 世界初演)、テデウム(2004)、交響曲第3番(2006)の日本初演を行う。ブルックナーの交響曲にも、シャルク改訂の第5交響曲を日本初演するなど、主要交響曲の演奏に積極的に取り組んでいる。2001年にはドイツ・イエナ市におけるフルトヴェングラー学会のオープニングコンサートに招待され、フルトヴェングラーの「ラルゴ」とシューベルトの「未完成」をフルトヴェングラーの遺族の前で演奏した。年間3回の定期演奏会を開催しており、フルトヴェングラーの精神に迫らんとする演奏活動を繰り広げている。
(ご一緒に本当に感動できる音楽をしませんか? 当オケは随時メンバーを募集しており、特に弦楽器とオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンを求めます。ご興味おありの方には詳しくご説明しますので当研究会までお気軽にお問い合わせ下さい。)
野口 剛夫(指揮):中央大学大学院(哲学)、桐朋学園大学研究科(音楽学)を修了。作曲理論を別宮貞雄氏に師事。多方面の活動は、NHKニュースや朝日新聞『ひと』欄などで紹介される。現在、東京フルトヴェングラー研究会代表。監修書に『フルトヴェングラー歌曲集』(音と言葉社)など、訳書にシェンカー著『ベートーヴェン 第5交響曲の分析』、フィッシャー=ディースカウ『フルトヴェングラーと私』(音楽之友社)など、作曲に交響詩《神代の調べ》などがある。指揮のCDは㈱キング・インターナショナルよりリリース。論説「“全聾の天才作曲家”佐村河内守は本物か」(『新潮45』2013年11月号)が、事件発覚前に虚偽性を突き止めていたと大きな反響を呼び、2014年の第20回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞。