Orchestra Xの楽団紹介
Orchestra Xは2010年に医療系大学に入学したメンバーを中心に結成したオーケストラです。メンバーは医療系大学卒業生の他、同学年で関わりを持つ2010年入学の音大を含む他学部の卒業生も参加しています。
メンバーの多くは全国で医療職として勤務していますが、その中でもう一度集結し音楽を奏でたいとの想いもあり、このオーケストラが企画されました。自身の病院でのボランティア演奏をしているメンバーもいれば、音楽から離れられず社会人オーケストラに所属しているメンバー、仕事のため楽器に最近は触れることのできなかったメンバーまで幅広く所属しています。今回の演奏会に向けてそれぞれの社会人としての新しい経験や久しぶりに会う同期との喜びを音楽にして皆様にお届けしたいと思っております。
今回演奏するのはブラームス最初の交響曲であり、最高傑作でもある「交響曲第1番」を演奏します。また、ブラームスが崇敬したベートーヴェンのピアノ協奏曲からもっとも人気の高い「協奏曲第5番『皇帝』」を演奏いたします。ソリストには学生時に同学年が幹部として立ち上げた「医科学生コンチェルトオーケストラ」でも交流が深い實川風さんをお招きします。實川さんはロン=ティボー国際コンクールでの入賞歴のある実力者であり、最近ではベートーヴェンのピアノソナタ「ワルトシュタイン」の演奏でも高い評価を得ており、實川さんとのベートーヴェンの共演を団員も非常に楽しみにしております。
当日の皆様のご来場を心よりお待ちしております。
代表 北岡 寛己