丸の内交響楽団の楽団紹介
「丸の内」は、東京のオフィス街、丸の内のことですが、この名前は、同オーケストラが生まれるもととなった、この場所に由来しています。
1981年、東京駅、丸の内口の駅構内スペースで、「ステーション・コンサート」が開かれました。
トヨタ自動車株式会社が社会人に一般公募し、抽選で選ばれた人で構成されたオーケストラが、会社帰りの人々のためにクラシック音楽を演奏したのです。演奏者も聴衆も、同じ丸の内で働く会社員というユニークなコンサートでした。
以来、毎年恒例となったこのコンサートは、場所をコンサートホールに移し、延べ参加人数
はいまや500名を超えました。
このコンサートの目玉は、指揮者、高原氏の率いるニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルと共演できること。多くのアマチュア演奏家にとって、プロと共演できる機会は得がたいもので、応募者は後を絶ちません。そんな参加者のなかに有志により結成した楽団です。