男声合唱団東京リーダーターフェル1925の楽団紹介
大正14年に結成され、今年で創立90周年を迎える“日本最古の社会人男声合唱団”男声合唱団東京リーダーターフェル1925。ドイツロマン派男声合唱への強い憧れから生まれ、ディートリッヒ・シュミット氏を客演指揮者に迎えたり、各都市への演奏旅行を定期的に行なったり、現地の合唱団を数多く日本に招いたりと、創立以来ドイツ合唱界との交流を続けています。国内の男声合唱の振興を図って1971年に日本男声合唱協会(JAMCA)を発足させたことでも知られ、近年は韓国男声合唱団との合同演奏会や台湾への演奏旅行など、近隣諸国との交流にも力を注いでいます。
創立90周年にあたり、合唱団では数々の記念事業を計画しています。まずは11月22日(日)14時から東京・すみだトリフォニーホール(大)で開催する「創立90周年記念定期演奏会2015」。シューベルト合唱曲集とターフェルの歴史を振り返るプログラムに加え、石黒晶による記念委嘱作品「男声合唱のための『季節よ、城よ…』~中原中也によるランボオ詩抄~」を初演します(指揮:樋本英一、ナレーター:上杉清仁)。
あわせて、昭和初期から中期の厳選した歌謡曲を男声合唱で録音、『昭和浪漫』と題したCDを11月に発売します
さらに、一般公募に寄せられた中から最優秀作品を来年2016年の定期演奏会にて初演することになっています。
伝統と歴史を重ね、なおチャレンジ精神を失わない合唱団の“今”を、ぜひ確かめてください。
新入団員の募集も随時行っています。1ステージだけの出演も可能ですので、男声合唱に興味のあるかたは、ぜひお気軽にお問合せください。