東京外国語大学管弦楽団の楽団紹介
東京外国語大学管弦楽団(通称外大オケ)は、府中市にある東京外国語大学の学生を中心に活動をしている学生オケです。東京外国語大学の学生が多いですが、他にも東京農工大学、一橋大学、津田塾大学、東京大学、東京学芸大学、東京女子大学、電気通信大学など、首都圏の様々な大学の団員もいます。
外大オケは、春(4月)と秋(10月)に、主に杉並公会堂で行われる年二回の定期演奏会を目標に、日々努力しております。チャイコフスキーの第5番やドヴォルザークの新世界(第9番)など、学生オケの中では頻繁に演奏されている曲はもちろんのこと、2010年10月の第80回定期演奏会では学生オケ史上では二番目となるステンハンマルの交響曲第2番、2014年10月に行われた第88回定期演奏会ではレズニチェクの歌劇「ドンナディアナ」序曲とシベリウスの交響詩「ポホヨラの娘」を演奏するなど、〈隠れた名曲〉を探し出して演奏することで定評を得ています。
外大オケの団員は、入団時に必ずユニークなニックネームを与えられます(筆者は団内では「長老」というあだ名で呼ばれています笑)。時にはニックネームで呼びすぎて、本名がすぐには出てこなかったりすることも。そんな和気藹々とした雰囲気が流れる外大オケですが、全体練習が水曜日と土曜日にそれぞれ3時間ずつ、さらに一週間に最低一回パート練習を行うなど、練習に対する態度は真剣です。
今日も、次回の定期演奏会に向けて、心を込めた団員の音色が部室に響きます。