ご案内
今回取り上げた作曲家たちは皆、一見それぞれの「訛り」があり、時にヘンテコなクセもあります。でも彼らが本気で語った言葉は、時代もバックグラウンドも様式も超えて、今を生きる私たちの心に何かを伝えてくれます。それはなぜか?彼らが規制の常識にとらわれず、借り物ではない、自分のオリジナルな表現を追求したからではないでしょうか。
私もまた、ヴァイオリンを弾く一人として、全身全霊を込めてこの曲たちを「自分のことば」に乗せて語りたいと思います。
出演
ヴァイオリン 巖埼友美
ピアノ 塩見亮
プログラム
J.S.バッハ:トッターカとフーガ BWV 565(無伴奏ヴァイオリン版 北口大輔 編)
J.ブラームス:ヴァイオリンリサイタル 第2番 イ長調 Op.100
H.ラッヘンマン:トッカティーナ
K.サーリアホ:ノクターン
A.ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75
B.バルトーク:ヴァイオリンソナタ第2番 Sz.76
*曲目は予告なく変更される場合がございます。