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グレイクリスマス

プロ 演劇

公演日

2018年12月15日(土)
13時00分開場 13時30分開演

会場

東京都 中央区 日本橋
三越劇場

ご案内

クリスマスを舞台に激動の5年間をこっけいに描く、斎藤憐(『上海バンスキング』)の代表作。敗戦後すぐの旧伯爵邸を舞台に、「デモクラシー」「ピープル」「日本国憲法」といった新しい概念に出会った人々を歌と踊りも添えながらエネルギッシュに描く。民藝初演から四半世紀をへて、岡本健一を客演に迎えてあらたな陣容による新しい舞台化にご期待ください。

あらすじ
敗戦の年のクリスマス。進駐軍の将校クラブに母屋を接収され、離れに追いやられた五條伯爵家。天皇は人間になり、華族制度は廃止。路頭に迷って自殺を図る生活力のない当主の五條(千葉茂則)、戦犯裁判にかけられる弟(本廣真吾)、ヒロポン中毒の息子(岩谷優志)らの中で女たちはたくましく、後妻の華子(中地美佐子)と弟の妻・慶子(吉田陽子)は、将校クラブのホステスを引きうけた。不穏な動きを見せる闇屋の権堂(岡本健一・客演)や、日系二世の軍人ジョージ・イトウ(塩田泰久)が出入りする離れではにぎやかな宴が始まっている。
ジョージの説くデモクラシーの理想に胸をときめかし、愛をふくらませてゆく華子。娘・雅子(神保有輝美)は、なぜか権堂に魅かれてゆく。やがてアメリカの占領政策がかわり、朝鮮戦争がはじまる。特需景気で旧勢力が息をふきかえし、五條の弟は政界に復帰、息子は警察予備隊に。そして翌年、戦死したジョージから、思い出のオルゴールが華子のもとに届くのだった……。

料金

一般:6,500円、U25(25歳以下):4,000円、高校生以下(枚数限定):1,000円

主催

劇団民藝

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