• プロ公演カレンダー
  • 一覧

ちちぶオペラ公演 ビゼー作曲 オペラ「カルメン」全4幕 日本語訳詞上演

プロ オペラ 舞台
ちちぶオペラ公演 ビゼー作曲 オペラ「カルメン」全4幕 日本語訳詞上演の写真1つ目

ちちぶオペラ公演 ビゼー作曲 オペラ「カルメン」全4幕 日本語訳詞上演の写真2つ目

公演日

2018年08月18日(土)
13時30分開場 14時00分開演

会場

埼玉県 秩父市
秩父宮記念市民会館 大ホール・フォレスタ

ご案内

ちちぶオペラには長い歴史があります。

 1991年のある日、今は亡き永六輔氏がラジオで「イギリスのギルバート&サリバンの『ミカド』はタウンオブティティプという副題がついているから、これは秩父のことではないのか?」と話したことがきっかけとなりました。絹織物の産地のタグが英国の戯作者にヒントを与えたようです。

10年間のオペラ運動(副題に関する調査やオペラ上演のための研究・調査活動)の結果、2001年3月に薗田真木子さんをはじめとする地元出身の歌手をソリストとし、アマチュアの合唱団と地元のバレー団や太鼓団の出演により、「オペラミカド」秩父版が秩父の地に於いて初演されました。秩父で初めてのオペラは多くの人々に喜ばれ再演を望む声が多かったので、2003年にも再び上演されたのです。秩父版がミカドのコミカルな風刺性を秩父に上手く当てはめて、サリバンの美しい音楽と相まってわかりやすく楽しいオペラになったことで、広い層の方々に楽しんでいただけたのでした。

こんなうわさがご本家のイギリスに到達し、2006年にはイギリスバクストンのギルバート&サリバンフェスティバルに招聘されました。

2006年の夏、バクストンのオペラハウスは「ミカド」秩父版の上演後のスタンディングオベーションに包まれました。そして帰国後の2007年3月には東京芸術劇場(中劇場)でも凱旋公演をしたのです。 

2010年頃ちちぶ国際音楽祭のプロジェクトが始まり、国際音楽祭に花を添えたいと4度目の「ミカド」を上演することにしました。2011年は3月に東日本大震災が起こってしまいましたが、日曜日は計画停電を実施しない、被害を受けた秩父市ミューズパーク音楽堂も取り敢えずの修復はできるとの情報で8月に「ミカド」の再演を実施したのです。皆さんを少しでも元気づけたいとの思いで、最小の予算で上演したオペラでした。ここから、ちちぶ国際音楽祭オペラ部としての歩みが始まります。

2012年「メリーウィドウ」、2013年「こうもり」、2014年「魔笛」と続き、2015年「トゥーランドット」(写真下)ではカラフ役にテノール歌手として今をときめく藤田卓也さんをお迎えし、上質のオペラだったと皆様に評価いただいたのです。

このように公演を重ねていくうちに皆さんの期待に応えるべく予算も少しずつ増えていきました。そのため音楽祭の中で続けることが難しくなり、2015年10月に「ちちぶオペラ」として独立をしました。

2016年はちちぶオペラ公演として「ラ・ボエーム」を上演、そして2017年は秩父宮記念市民会館のこけら落としに秩父版「ミカド」(写真上)を上演しました。新しい会館での公演を皆さん楽しみにしてくださり、一ヶ月前にはチケットが完売するという人気ぶりでした。公演当日は満席のお客様にアリアの度に大きな拍手が起こり、上演時間が伸びてしまう程の、秩父市民が一堂に会したと思われる程の熱い公演となりました。そして次を期待するとのたくさんの言葉をいただいています。

そしてきたる8月18日と19日に、私たち秩父オペラは「カルメン」を上演します!

料金

S席:6,000円、A席:5,000円、B席:4,000円」

ホームページ

上部へ