ご案内
北海道二期会を中心に活躍する声楽家、笹尾雅代(ソプラノ)と岩村悠子(メゾ・ソプラノ)による、バロックからロッシーニまでのオペラ二重唱曲を集めたコンサートです。
恋人、恋のライバル、母と子…色々な間柄の登場人物によって繰り広げられる、様々なドラマを描く、珠玉のハーモニーとアンサンブルをお楽しみ下さい。
特に、バロック作品特有の色彩を持ったハーモニーの美しさが光る、ヘンデルとモンテヴェルディ。そして二曲で演奏時間30分以上にも及ぶ、ロッシーニ『セミラーミデ』の長大でドラマチックな二重唱は、聴きごたえたっぷり。
第1部はバロック作品を通奏低音で、第二部はモーツァルトとロッシーニをピアノで、音楽様式に合った楽器と共にお届けいたします!
出演…笹尾雅代(ソプラノ)、岩村悠子(メゾ・ソプラノ)
藤田淳子(バロック・チェロ)、明楽みゆき(チェンバロ)、吉泉善太(ピアノ)
第1部 バロック音楽の世界
H.パーセル作曲「木立で歌う者らに耳を傾けてごらん!」
C.モンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』より
「さらば、ローマ」
「陛下を見つめ…そなたを愛おしみ」
G.F.ヘンデル 『リナルド』より「私を泣かせてください」
『リチャード1世』より「愛しているとも」他
第2部 モーツァルト、ロッシーニの世界
W.A.モーツァルト『皇帝ティートの慈悲』より「ああ、かつての愛情に免じて」
G.ロッシーニ 『セミラーミデ』より
「その忠誠を永遠に」
「よろしい、さあ手を下しなさい~恐怖の、そして幸福の日よ!」他