ご案内
【出演】
アフリカン寺越、澤原剛生、末廣和也、徳永梓、仁瓶あすか
【脚本・演出】
鮒田直也
【あらすじ】
~幼き頃、月に願ったことは何一つ叶わなかったけれど~
2016年の今年、68年ぶりに月が地球に大接近するそうです。
その月の名はスーパームーン。
月が地球に近付き、いつもより大きく明るく見える満月(または新月)のことです。
今年見られる日付は11月14日月曜日。
ちょうど公演が終わった次の日です。
この暦が今回の物語を描くキッカケになりました。
舞台は都心郊外の団地。その昔、団地が活気あふれていた頃、
母子家庭で育った一人っ子の少年は空を見上げて天文学者を夢見た。
月が地球の周りを約一万回(約30年)公転した今、
母を残し団地を離れ大人になったいつかの少年は、中学教師になっていた。
スーパームーンが近付く秋の日、
夢破れたいつかの少年は、
大人になって初めて月に願いを込めたい現実を突き付けられる!
そんなこと知っているのか知らないのか、今日も地球は回り月は回っていくー。