3月10日生
1892年3月10日~1955年11月27日
アルテュール・オネゲル
両親はスイス人ですがフランスで生まれ、ほとんどをパリで過ごしました。フランス6人組の一人です。パリ音楽院でミヨーと同窓となり、長きにわたって親しくつきあいますが、ミヨーら6人組の面々がワーグナーを嫌っていたのに対し、オネゲルはワーグナーに親しみを持っていたようです。
出世作で代表作となった「パシフィック231」は蒸気機関車の動きを3管編成のオーケストラで表現している意欲作。オネゲル自身が蒸気機関車マニアであったようです。クーセヴィッツキーの指揮により大評判となりました。
それでは「パシフィック231」を聴いてみましょう。