3月15日没
1871年10月14日~1942年3月15日
アレクサンダー・ツェムリンスキー
シェーンベルクの唯一の先生です。ツェムリンスキーが作ったアマチュア・オーケストラにチェロ奏者としてシェーンベルクが入団したのがきっかけです。交響曲や歌劇などが高く評価され、ウィーン・フォルクスオーパーやプラハ・ドイツ国立劇場の指揮者に就任します。
ユダヤ系であったため、ナチスの台頭とともにアメリカへ亡命しました。ところがここでは無名の存在で、言葉もできず病気にも悩まされて数年後に亡くなりました。同じく亡命したシェーンベルクがアメリカでも受け入れられたのと対照的です。享年70歳。
それでは「ソプラノ独唱と弦楽六重奏のための」曲を聴いてみましょう。