トマソ・アントニオ・ヴィターリ

5月9日没

1663年3月7日~1745年5月9日

トマソ・アントニオ・ヴィターリ

トマソ・アントニオ・ヴィターリ

父ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリの後を継いで、イタリア・エステ家の宮廷楽長に収まりました。父親は歌手でもあり、その時代はまだ声楽が音楽の主流でした。息子の時代になると器楽が中心となり、トマソ・アントニオの作品はすべて器楽のためのようです。
父やコレッリの影響を受けたトリオ・ソナタが代表作です。トリオ・ソナタは旋律楽器(例えばヴァイオリン+フルート)と通奏低音(チェンバロ+チェロなど)の3声部で演奏するものですが、演奏人数は4人ですね。享年82歳。

それではトリオ・ソナタを聴いてみましょう。

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