5月11日生
1855年5月11日~1914年8月28日
アナトーリ・リャードフ
ロシアのサンクトペテルブルクで音楽一家に生まれました。ペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに学びますが、学業に熱心でなかったらしく、除籍処分になりました。しかし、その楽才は周りからも注目されるところであり、すぐに音楽院で教えるようになります。門下生としてはプロコフィエフ、ミャスコフスキーなどがいます。
才能がある一方、甲斐性がなく、怠け癖があったため、大作曲家になるまで進化しませんでした。そのため、大作がなく、小品を手がけるに止まったようです。
それでは「プレリュード」を聴いてみましょう。