5月12日生
1842年5月12日~1912年8月13日
ジュール・マスネ
「タイスの瞑想曲」で知られるフランスのオペラ作曲家です。リヨンの近郊で生まれますが、父親の事業の失敗でパリに出てきます。11歳でパリ音楽院に入学。20歳の時にローマ大賞を受賞しています。留学先のローマでベルリオーズやリストと知り合いになりました。
ワーグナーの影響を受けてライトモティーフを使っていますが、むしろロッシーニのような明るいイタリアオペラに近くなっています。美しいメロディは時に「甘すぎる」とさえ評されますが、マスネの名刺代わりとなってもいます。
それでは「タイスの瞑想曲」を聴いてみましょう。