5月12日生
1739年5月12日~1813年8月20日
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル
チェコの農家に生まれ、早くから楽才を発揮していました。村の教会で楽長などを務めていましたが、ある伯爵夫人の援助により、ウィーンでディッタースドルフに師事することができました。
ウィーンに出たヴァンハルは最初は音楽教師として活動していましたが、やがて作曲家として人気が出、それだけで生活できるようになってきました。ヨーロッパだけでなくアメリカからも注文が来て、弦楽四重奏や交響曲など大量の曲を残しました。ディッタースドルフとともにハイドン、モーツァルトと弦楽四重奏を演奏した、という記録が残っています。
それではFlute Concerto No.3 in Eflat Majorを聴いてみましょう。