5月15日生
1759年5月15日~1824年2月1日
マリア・テレジア・フォン・パラディス
幼児期に失明した女流ピアニスト、歌手、作曲家。当時の大作曲家に曲を委嘱し、それを披露しています。例えば、サリエリのオルガン協奏曲、モーツァルトのピアノ協奏曲第18番。ハイドンにも依頼しています。
協奏曲のレパートリーが60曲以上もあり、当然のことながらすべて暗譜で演奏しました。ウィーンで活躍しましたが、パリやロンドン、さらにイタリアやロシアへも訪問し、好評を博しました。作曲家としてはピアノ作品の他、オペラやカンタータも手がけています。
それではチェロ版で「シチリアーノ」を聴いてみましょう。