5月29日生
1897年5月29日~1957年11月29日
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト
「モーツァルトの再来」と評される神童でした。9歳でマーラーに絶賛され、11歳で皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の御前演奏をし、14歳のときには大指揮者ニキシュから曲を委嘱されました。その後10代で書いたオペラはプッチーニから絶賛を受け、23歳のときに書いた代表曲、歌劇「死の都」の大成功により、世界的オペラ作曲家となったのでした。
30歳にしてウィーン音楽大学の名誉教授となったコルンゴルトは精力的に作曲を続けますが、結果的にこの頃が作曲家としての絶頂期となりました。ユダヤ系であったため、ナチスから逃れるためにアメリカへ亡命し、映画音楽のジャンルで活躍することになるのです。
それではシンフォニエッタを聴いてみましょう。