5月31日没
1732年3月31日~1809年5月31日
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン
30年にもわたるエステルハージ家での楽長の忙しい仕事から解放されると、ハイドンは自由に行動できるようになりました。ロンドンを訪れ、コンサートは大成功しました。このときに作られた一連の交響曲はハイドンの中でも最も有名なものです。
ヘンデルのようにロンドンに移住することも考えましたが、結局はウィーンに戻り、オラトリオやミサ曲など、大規模な作品を手がけています。さらに交響曲と並ぶハイドンのもう一つの柱、弦楽四重奏曲も60歳をすぎてから最後の9曲が書かれています。享年77歳。
それでは交響曲第104番「ロンドン」を聴いてみましょう。