7月12日生
1861年7月12日~1906年2月25日
恵まれた家庭環境で音楽の才能を伸ばし、ペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事します。たいへん優秀な成績で卒業し、すぐにモスクワ音楽院の講師に迎えられ、後に教授に昇進しました。ラフマニノフやスクリャービンを教えています。
しかし、リムスキー=コルサコフが言うように、若い頃は師の影響から出ることはなく、後にチャイコフスキーに傾倒するようになりました。同時代の多くのロシア人作曲家がロシア音楽を強烈に意識する中、アレンスキーは西洋を見ていたのでしょうか。
それでは交響曲第1番を聴いてみましょう。