フランツ・ドップラー

7月27日没

1821年10月16日~1883年7月27日

フランツ・ドップラー

フランツ・ドップラー

18歳でブダペスト歌劇場の首席フルーティスト、後にウィーン宮廷歌劇場に移り、首席奏者を務めました。さらには指揮も任されるようになり、ウィーン音楽院ではフルートの教授を務めています。4歳年下の弟カール共々フルートのヴィルトゥオーゾで、兄弟でのステージは一世を風靡しました。
この頃フルートは大きく改良され、金属製のものが出てきました。ベーム指揮と呼ばれる新しいスタイルの楽器は最初はフランスで、そしてイギリスで受け入れられましたが、ドイツではなかなか受け入れられませんでした。どの音域でも均質な音色が嫌われたようです。ドップラーもまた、旧式のフルートを使っていたそうです。享年61歳。

それでは2つのフルートのための協奏曲を聴いてみましょう。

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