ジョゼフ・カントルーブ

11月4日没
1879年10月21日~1957年11月4日

ジョゼフ・カントルーブ

ジョゼフ・カントルーブ

以前にも書きましたが、「オーヴェルニュの歌」でのみ知られている作曲家です。これはオーヴェルニュ地方出身のカントルーブが故郷の民謡を採集し、それにオーケストラ伴奏付けた歌曲集です。素朴で鄙びた民謡に、色彩感のあるオーケストレーションが施されています。
多くの作曲家が自国の民謡に注目し、作品に取り入れています。しかし、民謡をそのまま使う、ということはほとんどありません。カントルーブはどうなんでしょうか。オーヴェルニュの歌を聴いても確かに素朴な「歌」ではありますが、芸術的でもあります。これが民謡そのままの姿なのかどうか、どなたか教えてください。
カントルーブは当然歌曲以外の曲も作っています。楽譜もいくつかは入手できるようですから探してみてはどうでしょうか。

それでは木管三重奏の曲「田舎風に(Rustiques)」を聴いてみましょう。

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