ジョアキーノ・ロッシーニ

11月13日没
1792年2月29日~1868年11月13日

ジョアキーノ・ロッシーニ

ジョアキーノ・ロッシーニ

早くからオペラ作家としての名声を博し、長生きした人生の半ばで引退し、美食家として知られるとんでもない人生を送りました。20年ほどの間に39のオペラを書いた、というのですから、平均して年2作は書いていたことになります。多いときには4~5作も書いていたのですが、これには秘密があります。曲の使い回しです。自作はもちろん、他人の曲もどんどん活用しました。たくさん書けるわけです。
ロッシーニ風ステーキなどという名前がつけられた料理はもちろんロッシーニが考案したものです。牛ヒレ肉のステーキにトリュフとフォアグラを終えた、よい子はまねをしてはいけない食べ物です。案の定、ロッシーニは晩年「病気のデパート」となりました。

それでは最後のオペラ「ウィリアム・テル」から序曲を聴いてみましょう。

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