アントン・ルビンシテイン

11月20日没
1829年11月28日~1894年11月20日

アントン・ルビンシテイン

アントン・ルビンシテイン

チャイコフスキーの先生です。幼少時からピアノをたしなみ、パリやベルリンでも勉強しました。ショパン、リスト、メンデルスゾーン、マイアベーアなどの知遇を得てドイツ・ロマン主義の作風で作曲しました。
ヨーロッパやアメリカで演奏活動をする一方、サンクトペテルブルク音楽院を創設するなどしてヨーロッパの音楽文化をロシアに導入、根付かせました。この音楽院の第1期生がチャイコフスキーです。そうした貢献の一方、多くのジャンルでたくさんの作品を手がけていますが、現在ではそのほとんどが忘れられています。
「ロシア5人組」と呼ばれるロシア民族を前面に押し出すグループとは一線を画していましたが、リムスキー=コルサコフを音楽院の教授に招くなど、お互いに評価していたのでしょう。

それでは最後の交響曲第6番を聴いてみましょう。

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