ジャコモ・プッチーニ

11月29日没
1858年12月22日~1924年11月29日

ジャコモ・プッチーニ

ジャコモ・プッチーニ

「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」というオペラはイタリア・オペラを代表するものとして、今なお上演回数が多い人気作品です。そしてこれを作曲したのがプッチーニです。偉大な先輩ヴェルディの「アイーダ」に接してオペラ作曲家を志した、ということですが、ヴェルディ亡き後最も重要なオペラ作家として位置づけられています。
35歳で書いた「マノン・レスコー」で一躍注目を集め、その後次々と傑作を生み出していきます。しかし、親しみやすい旋律、わかりやすく劇的な展開から大衆に迎合した作曲家と見なされた時代もあったようです。現在では緻密な音楽書法、印象派風の和声感覚、豊かなオーケストレーションと相まって息の長い旋律が高く評価されています。

それでは未完に終わった最後のオペラ「トゥーランドット」を聴いてみましょう。

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