アントン・ウェーベルン

12月3日生誕
1883年12月3日~1945年9月15日

アントン・ウェーベルン

アントン・ウェーベルン

ウィーンで貴族の家系に生まれました。ウィーン大学で古楽の研究をしたあと、21歳からシェーンベルク門下になります。4年ほどの修業のあと独り立ちしますが、主に指揮者として活躍します。シェーンベルクの弟子になる以前は後期ロマン派風な作品を書いています。ところがそれ以降は作風が一変し、調性感は希薄になり、やがては無調から12音へと変遷していきます。
ウェーベルンの作品は緻密な構成で凝縮されているのが特徴です。演奏時間は概して短く、音色の豊富さが印象的です。シェーンベルクという師匠のもと、ベルクと共に果敢に新しい音楽を切り開いていったのです。

それではシェーンベルクのもとで作った最初の作品「パッサカリア」を聴いてみましょう。

  • プロご優待公演を見るには、ログインしてください
上部へ