宮地楽器八王子センター、「大人の吹奏楽部」の取材レポート by オケ専♪

アンサンブルを楽しもう! 教室アンサンブル

大人の部活動・吹奏楽部で楽しもう|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

東京駅から中央線で50分ほど、東京の西に位置する中核都市八王子。
人口58万人ほどの街は音楽がよく似合う。ジャズが流れるストリートもあるようだ。
駅周辺には若者があふれ、ここは有名大学が集まる学生の街であることを改めて思い起こさせる。賑やかで元気な街、という印象だ。

音楽が似合う街八王子 吹奏楽でも金賞の常連|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

 

2006年から始まった「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」は歴史的なチェロの巨匠であるカサドの名を冠した世界からも注目される国際コンクールだ。10年にはジュネーブに本部がある「国際音楽コンクール世界連盟」において加盟が承認され、名実ともに権威あるコンクールになった。09年の第2回に続いて、13年に第3回の開催が予定されている。コンクール期間中は様々なチェロイベントが催され、八王子の街はチェロ一色になる。

宮地楽器八王子センターの外観|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

八王子周辺には大学が集まっているため、学生オーケストラが盛んだ。また、新しい市民オーケストラが次々に誕生してもいる。
そして何よりも盛んなのが吹奏楽だ。特に高校は全国レベルの水準にあり、金賞の常連校が存在するほどだ。2011年12月には市内の高校が集まり「第26回八王子市内高等学校吹奏楽フェスティバル」がオリンパスホール八王子で催されるなど、市をあげて音楽を盛り上げようとする姿勢が伺われる。

楽器を再開したい 青春時代の吹奏楽への思い|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

 

青春時代を吹奏楽で燃焼した、という人も多いはず。コンクールを目指して日々練習に明け暮れた経験は貴重なものになっているに違いない。ところが、学生生活が終わると燃焼しきってしまうためだろうか、楽器をやめてしまう人が意外に多い。就職、結婚をし子供を育てている間はなかなか楽器を続けられる環境にはない。そしてそのまま楽器とは縁のない生活が続いていく。スポーツと違い、楽器は生涯の長い間、ずっと続けていくことができるすばらしい趣味であるのに、もったいない話だ。
その一方で、仕事や子育てが一段落したら何とか楽器を再開したいと考えている人も多い。いつかは押し入れの奥に眠っているあの楽器を引っ張り出し、再び仲間とのハーモニーを夢見ている。しかし、問題はその間のブランクをどう埋めるか、である。

 はじめさえすればすぐに勘を取り戻すことはわかっている。しかし、いきなり合奏団に入っても周りに迷惑をかけるばかりだ。かといって自分一人で練習する気にもなれず、家で音を出したら家族はどう思うだろう。悩みは尽きないのである。

そうした悩みに答える耳寄りな情報がある。最近増えてきているのが、アンサンブルを目的とした音楽教室。このような教室では楽器の指導を受けながらアンサンブルを楽しむことができるのだ。そうした教室の中でユニークな存在であるのが宮地楽器八王子センターで開講している「大人の吹奏楽部」だ。今回はその様子をお伝えしよう。

「大人の吹奏楽部」練習風景|宮地楽器八王子センター

音楽教室ではなく部活 アットホームな雰囲気|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

宮地楽器八王子センターはバレエスタジオやホールもある6階建てビル丸ごと音楽教室だ。 大人の吹奏楽部はその5階にあるホールで毎週金曜日の夜に開講されている。 担当講師である堂阪知之さんと生徒の石塚めい子さんに話を伺った。「この『大人の吹奏楽部』は2011年11月に開講しました。宮地楽器八王子センターのスタッフと協力して基本的なカリキュラムなどを決めました。 大人のと謳っているので社会人の方が多いのですが、特に年齢などの制限は設けていません」

担当講師の堂阪知之先生|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

現在10名弱の「部員」が在籍しているが、ここのアットホームな雰囲気が気に入っているというフルートの石塚さんは「高校の時に吹奏楽をやっていましたが、結婚して仕事も、となるとなかなか定期的に続けるのは難しくなりました。個人レッスンには通っていて、主にクラシックの曲をやっていました。一時は一般の吹奏楽団に入っていましたが、仕事の都合で時間が合わなくなりやめてしまいました。 そんなときミニコミ誌で『大人の吹奏楽部』を知り、入部しました」

フルートの石塚めい子さん|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

学校の吹奏楽部を経験した人もいれば初心者もいる。指導者として苦労することも多いのではないだろうか。
「メンバー個々を見てその持ち味を最大限に生かすように努力しています。メンバーが変動してもそのときのメンバーでのベストを目指します。今、ここの吹奏楽部を目指して個人レッスンを受けている人がいます。その方は50代後半で楽器経験はありません。トロンボーンを吹いていますが、そうした初心者でも他のメンバーがフォローし、経験を教えあうなど、みんなで作り上げていくという雰囲気があります。その方も早く吹奏楽部に参加したい、と練習に熱が入っています」

「入部」の敷居の低さが人気 イベント参加で練習の励みに|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

 

 以前楽器をやっていたけれどいろいろな都合でやめてしまった。 再開したい気持ちはあるけれども一般の吹奏楽団は敷居が高く感じてしまう、という人も多いのではないだろうか。
「一般の吹奏楽団では年齢層やレベル、練習時の雰囲気といった敷居の高さを感じて物怖じしてしまう、ということもあるようです。 ここでは体験レッスンを受け付けていて、実際に楽器を持ってきてもらって練習に参加することができます。 アットホームな雰囲気を肌で感じてもらえると思います。 演奏する曲もジャズやクラシック、ポップス、シャンソンなど幅広いジャンルのものを取り上げ、吹奏楽らしく楽しくやっています」
と堂阪先生。石塚さんも
「音楽教室ではなく『吹奏楽部』。やっぱり部活ということに惹かれました。入る前は『嫌だったらやめればいいや』と気軽に考えていました。 でも皆さん暖かくいい雰囲気なのでそのまま続けています。一つだけ残念な点があるとすれば楽器編成の偏りがあることですね。だけどここは吹奏楽団と言うよりアンサンブル。 合奏の楽しさを存分に味わっています。先生のアレンジが皆の個性を生かし、吹きやすくきれいなので気に入っています」

基礎練習を重視し、丁寧に指導していく

 

宮地楽器では様々なイベントを催し、レッスンの励みになる工夫をしている。毎年2月には「多摩ウィンドフェスティバル」を開催、大人の吹奏楽部を今年早速参加した。 「もちろん緊張もありましたが、感動が得られました。他のイベントにもチャンスがあれば参加したい」と口を揃えた。

アットホームな雰囲気で丁寧な練習|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

 

無料の体験レッスンと見学で雰囲気を知ろう|大人の吹奏楽部|宮地楽器八王子センター

練習が始まり、しばらく見学させてもらった。音階練習など基礎を重視し、丁寧な音出しを行っていたのが印象的だった。できない部分はあきらめず、別の角度から試してみる。いつの間にかできるようになっていくものだ。
楽器を再開したいけれどためらっている人、気軽に練習を覗いてみてはどうだろうか。まず、無料体験レッスンを利用してみよう。事前に申し込めば実際に楽器を持っていってアンサンブルに参加することができる。こうすればその雰囲気がすぐにわかるだろうし、ここで続けられるかどうかの判断も下せる。楽器を持っていくことにためらいがある人はレッスン見学をするといいだろう。どんな様子でレッスンが行われているかは実際に見てみないとわからない。疑問に思ったことはその場で聞いてみよう。納得してはじめるとそれだけ長く楽器を楽しむことができる。
ブランクが長くて自信が持てない人や全く楽器演奏をしたことがない人のために、 八王子センターではさまざまな楽器の個人レッスンコースが用意されている。 個人レッスンでは音の出し方の基本から丁寧に指導してくれるのでしばらく楽器になれてからアンサンブルを楽しむ、という手もある。 いずれにしても仲間との合奏の醍醐味を味わえるだろう。

宮地楽器八王子センター大人の吹奏楽部のお問い合わせ

※お電話でお問合せする際は
「オケ専♪で大人の吹奏楽部を見た!」とおっしゃってください。

宮地楽器八王子センター TEL:042-626-3611

「大人の吹奏楽部」の特集ページでは、イベント参加の様子などもご紹介しています。
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