弦楽器専門店へ行こう!~弦楽器トリオ~

弦楽器専門店

弦楽器トリオ 成城学園前駅にほど近い、便利で閑静な環境

1991年創業の弦楽器トリオは確かな技術と幅広い強力なネットワークで、良い楽器をリーズナブルな価格で提供している。

小田急線成城学園前駅という、おしゃれな街に店を構える弦楽器トリオ。看板を見落とすとどこに店があるのか迷ってしまうが、弦楽器専門店は概してひっそりとたたずんでいるものだ。ビルの階段を上り2階へ。お店のドアを開けると明るい工房から「いらっしゃいませ」の声が。すぐに社長の陳さんをはじめとする職人さん達が作業している光景が目に入ってくる。
飾り気のない店内の奥は作業台、その上にはずらりとヴァイオリンやヴィオラがぶら下げられている。入り口付近にはチェロが並べられ、中央には弦や小物が置かれた陳列机が置かれている。そしてその手前には応接セットという機能一点張りの場所だ。

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店内に入るとすぐにこのような風景が目に飛び込んでくる

そんなお店にプロの演奏家ばかりでなく、多くのアマチュアプレイヤーが頼っていくのは陳さんの確かな技術と明るい人柄によるものだ。東京バイオリン製作学校で学んだ陳さんは中国とクレモナを中心としたヨーロッパに強力なネットワークがある。中国では安価で高品質の楽器を共同開発し、クレモナでは現地のマエストロ達と親密な交流をしているのだ。
中国製のオリジナルモデル「ジョコンダ」は入門用からアンティーク仕上げまでラインナップされた、品質がしっかりしていて買い求めやすい商品だ。そして新作イタリアンは製作者から直接買い付けるので、出来の良いものを選りすぐっているという。この他にもフレンチ、ジャーマンのオールドや、モダン、オールドのイタリアンも豊富に揃っている。気軽に要望を伝えてみよう。

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奥さんの三苫さん(左)と陳さん

ストラディバリ国際弦楽器製作コンクールで総合2位、音響部門1位を受賞

3年ごとにイタリア・クレモナで開催されるアントニオ・ストラディバリ国際弦楽器製作コンクール(2018年)で総合2位、音響部門で1位を受賞されました。

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これからも、これまでと変わらずに良い音を追及していきます。

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【取材記事】確かな技術と目、そしてネットワークの広さで良質の楽器を提供

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階段を上るとすぐに入り口がある

弦楽器トリオ

東京都世田谷区成城6丁目5-27
ヨダビル202
TEL:03-3482-8461

弦楽器トリオ ホームページ
http://trio.ciao.jp/

ご来店時に「オケ専♪を見た!」とおっしゃてください。

特典があります。

楽器をご購入頂いた方に弦1セットプレゼント。カーボン弓をご購入頂いた方には特別割引があります。ホームページでクーポンを取得してください。

新しく入荷した楽器をご紹介しています。

イタリア・クレモナ、チェコ、ドイツ、オールドなど、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロをホームページでご紹介しています。

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上質でバランスの良い「カーボン弓(ボウ)」も扱っています。

ホームページでカーボン弓をご紹介しています。

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※下記記事は取材時期のものです。

確かな技術と目、そしてネットワークの広さで良質の楽器を提供

成城学園にある弦楽器トリオは創業22年を迎えた。イタリアと中国にネットワークがあり質の高い楽器を提供している。店内にはイタリア製の選りすぐりの楽器がずらりと並ぶ。一方、中国製のリーズナブルな楽器も用意され、どんなニーズにも応えている。

オケ専♪を見た!」と言って、ホームページにあるクーポンを持っていくと特典が受けられるので、ぜひ訪れてみよう。

小田急線成城学園前駅からほど近い、しゃれた商店街に店を構える弦楽器トリオ。社長の陳宇さんの確かな技術と人柄がプロの演奏家ばかりでなく、アマチュアプレイヤーにとっても頼りになる存在だ。

陳さんは東京バイオリン製作学校で学び、1991年に弦楽器トリオを設立した。順調に業績を伸ばしてきた。小田急沿線にはプロの演奏家が多く住み、その確かな技術に多くの奏者の信頼を得ている。

陳さんの強みは中国とクレモナを中心としたヨーロッパにおけるネットワークだ。今や世界最大の弦楽器生産国である中国は北京出身の陳さんにとっては自分の庭のようなものである。一方、クレモナにアパートを構え、ここを拠点にヨーロッパ各地の弦楽器の買い付けを行っている。こうした拠点を構えることで、情報をいち早くキャッチし、質の良い楽器を手ごろな価格で入手することが出来る。

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一方で陳さんはアマチュアオーケストラ新交響楽団に所属し、音楽を楽しんでいる。北京中央音楽院でヴァイオリンの手ほどきを受けた陳さんはかなりの腕前だ。楽器演奏も得意な製作家というのはそう多くいない。プロ、アマチュア両方の要望に的確に応えられるのもこうした背景によるものだ。

お店の中にはずらりと弦楽器がぶら下げられている。こうした楽器を眺めているだけでも楽しい。楽器を選ぶときはまず、だいたいの予算を決める。そして、自分の音の好みを伝えよう。そうするといくつか楽器が用意され、試奏してみる。

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まず感じるのはネックの太さなどで弾き心地が変わること。これは慣れてくると解決するだろうが、手が小さい人はには問題となるかもしれない。そして一本一本、確かに音が違う。が、どれも良いように思えてきた。最初は「華やかで明るい音が好み」と思っていたのが、陰影のある深い音も好ましく感じるようになってきた。最終的に2本に絞られたがどちらにするか決め手に欠ける。キャラクターが違うが、どちらも良い面を持っている。

こんな状況になったとき陳さんは「迷ったときの決め手は音の大きさ。良くなる楽器を選ぶのがいいでしょう」とアドバイスしてくれた。楽器を選ぶときはとことん疑問をぶつけて相談してみよう。必ず満足行く答えが得られるはずだ。

イタリア楽器の魅力

多くの弦楽器プレイヤーにとってあこがれのイタリアン。音や仕上がりの美しさが人気の的だ。 ヴァイオリン=イタリア製、と思っている人もいるくらいだ。
イタリアヴァイオリンの中でも「王者」と言える存在がストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェス。 17世紀後半から18世紀前半にかけて作られたこれらの楽器は、今後数少なくなっていくことこそあれ、二度と制作されない、まさに国宝級の逸品だ。

ストラディヴァリの名前は弦楽器に全く興味がなくても皆知っている。ヴァイオリンを抱えていると「ストラディヴァリですか?」と声をかけられた、という話もある。 骨董的美術品の価値がありながら、音楽の道具としての機能を最高度に発揮するという他には見られないユニークなものだ。 考えてみると何億円もするものが博物館に所蔵されているのではなく、商売道具として使われているなんてどういうことでしょう!

こうした300年近くたっているヴァイオリンは「オールド・ヴァイオリン」と呼ばれる。ストラディヴァリやデル・ジェスだけでなく、他にも名器は多い。 これに続く19世紀半ばから20世紀半ばにかけて作られたのが「モダン・ヴァイオリン」だ。プレッセンダはその代表的存在だ。 プロの演奏家に人気が高い。

時代によって特徴が違ってくる

オールド・ヴァイオリンが作られたのはバロック音楽の時代。 そのため、ストラディヴァリは元々バロック・ヴァイオリンだったのである。 19世紀になり音楽はロマン派の時代を迎えると、より大きな音、より甘美な音を求めるようになった。 こうしてオールド・ヴァイオリンのほとんどは手を加えられ、「モダン」仕様に改造された。 これに対しはじめからそうした設計で作られたのがモダン・ヴァイオリンだ。 オールドをお手本に作られているとはいえ、独自の工夫がなされている。
モダン・ヴァイオリンも数千万円するものはザラにある。一愛好家にはなかなか手が届くものではない。 そこで人気になっているのが現代に作られた楽器「コンテンポラリー・ヴァイオリン」だ。 歴史と伝統が脈々と受け継がれてきた技術と感性が高い品質を保っている。 一方でオールドやモダンに比べて入手しやすい値段になっている。

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イタリア製弦楽器というとクレモナ、とすぐに思い浮かべるだろう。 ヴァイオリン発祥の地であり、ストラディヴァリ、デル・ジェスを生み出した街である。 一時は衰退したものの、戦前にクレモナ制作学校が設立され隆盛を取り戻した。 この学校が生み出したモラッシやビソロッティなど現代の巨匠の名前はヴァイオリン愛好者であれば聞いたことがあるだろう。 そうした巨匠だけでなく、優秀な製作家が次々に輩出されている。

弦楽器は手工品であるため、一本一本異なるものだ。材料の木材は一つひとつ性質が異なる。 それを見極め、材料の特性を生かした楽器作りが腕の見せ所だ。 もちろん人間が作るのだから多少の出来不出来もあるのだが、その表情がそれぞれに異なるところを楽しみたい。 自分の感性とその楽器の表情がぴったり合えばこれほど幸せなことはない。しかし、どうやって選ぼう。

クレモナを拠点にネットワークを構築

弦楽器トリオはクレモナにアパートを構え、そこを拠点にイタリアをはじめとするヨーロッパの楽器を買い付けている。 陳さんの奥さんである三苫由木子さんは一年の半分ほどはクレモナで過ごし、ヴァイオリン製作をしている。 こうした環境であるからクレモナの製作家はみんな顔見知りだ。新作楽器をいち早く手にし、良いものを即断即決で買い付ける。 これは陳さんの目利きがなせる技だ。

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これからは陳さんオススメのイタリアンを紹介していこう。まず第1回目はシモーネ・フェルナンド・サッコーニ。

名器サッコーニが目の前に

サッコーニ(1895-1973)はストラディヴァリの修復を数多く行い、その研究に人生を捧げた。 ローマ生まれだがクレモナの名誉市民になっている。現代の巨匠たちの多くを育てた。 その楽器はクレモナ市の博物館でストラディヴァリ、グァルネリ、アマティとともに展示されているほどだ。
ここにあるのは1934年製、グァルネリ・デル・ジェス1730年のコピーだ。細部まで入念に仕上げられている。 手元にあるサッコーニ作品の写真集には1929年製のデル・ジェスコピーが掲載されているが、木目から同じ材料で作られたことがわかる、という。
このような貴重な作品が弦楽器トリオでは普通に並んでいる。興味のある方はぜひ問い合わせを。

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現代イタリアンがずらり勢揃い

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他にもコンテンポラリーが在庫しているが、今回はグリサレス、トラブッキ、コメンドーリを紹介しよう。

いずれも人気の高い現代製作家だが、陳さんは彼らとの交流から独自の仕入れを行っている。
まだまだたくさんの作品の在庫がある。また、今回はヴァイオリンのみの紹介だったが、ヴィオラ、チェロの品揃えも豊富だ。 一度に紹介しきれないので、次回以降をお楽しみに。

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圧倒的なコストパフォーマンスを誇る中国楽器

中国製ヴァイオリンのイメージはどうだろうか。たしかに20年前までは「安かろう悪かろう」という楽器が混ざっていた。 しかし、今では状況が一変し、普及価格帯であれば中国製のコストパフォーマンスは非常に高くなっている。
中国には元々戦前からの弦楽器製作の歴史があったが、文化大革命の影響で途絶えてしまった。 その後徐々に復活し、その独特の工程と人件費の競争力とで今では世界最大のヴァイオリン生産国になった。

その工程は徹底した分業体制を敷いている。スクロールを作る職人、裏板を削る職人。それぞれがそれぞれの工程に熟練している。 そして重要なのが最終的にこれらを組み立て、調整する役割だ。同じ楽器でも調整の仕方で音は全く異なってくる。 中国の数多あるヴァイオリン工場でも質の高い調整をすることが出来る職人は多くない。 たまたま手にした中国製ヴァイオリンの調整が悪く、作りはきちんとしているのに音が悪い、という評価を受けてしまう。

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弦楽器トリオの陳さんは北京出身という強みを生かし、中国の弦楽器業界とは太いパイプがある。 陳さんの指導の下、楽器の品質が向上した、という例も多い。そんな陳さんが自信を持って世に出したのが「ジョコンダ」ブランドだ。 高い品質とコストパフォーマンスを兼ね備えた、まさに中国製弦楽器の王道を行く製品だ。

ジョコンダのラインナップはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれ4種類。 入門者用から味わいのあるオールド仕上げまで、購入者を満足させる品揃えだ。 ヴァイオリンでは10万円からというリーズナブルな価格のものが用意され、オールド仕上げの最上級品でも30万円というお値打ちものだ。価格が安いからといって肝心の音はどうかと気になるところだろうが、お店に来て試奏してみればそのパフォーマンスに驚くことだろう。

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階段を上るとすぐに入り口がある

弦楽器トリオ

東京都世田谷区成城6丁目5-27
ヨダビル202
TEL:03-3482-8461

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http://trio.ciao.jp/

ご来店時に「オケ専♪を見た!」とおっしゃてください。

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