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心に届く音楽心理講座

自分で演奏して圧倒的な感動のシャワーを浴びる

音楽から得られる感動を一番感じられるのは、何でしょうか。
以前に、聴くだけでもOKとお話しました。
また、コンサートに出かけるだけでも演奏家と同じ気持ちになれるともお話ししました。
もちろんそれは本当なのですが、究極に音楽を圧倒的なパワーを受け取る方法があります。

それは、自分自身で演奏するということです。

脳科学者がしきりに「アクティブに脳を働かせることが大切」というように、自分の行為によって音楽が奏でられるということで、脳への刺激はより高まっていきます。これは決して、自分が演奏しないと音楽のパワーを得ることができないということではありません。

以前お話した通り、聴くだけでも充分ストレスが軽減されたり、不安が解消されたり、また感動とエネルギーを得たりすることができます。
自分が演奏するということは、音楽への関わりの幅を広げていくという意味合いで捉えてみてください。何が何でもピアノを弾いてくださいというつもりはありません。かえってプレッシャーになってしまいますからね。

でも、何かしら楽器をやっていたとか、またはこれから興味がある楽器があるということであればぜひ取り組んでみてください。
音楽を演奏するという行為は実に不思議で、それ自体は端から見れば何が楽しいのか、なぜそんなに引き続けているのかと思うこともあるでしょう。
実際、プロのピアニストの中には一日8時間、10時間と練習する方もいますし、音大の学生もそれくらい練習することもあるでしょう。大人になっても時間が許せば、永遠に弾いていたいという人すらいます。

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プロでなければ、報酬があるわけでもありませんし、もしかしたら自分一人で楽しむだけかもしれません。
なのに、いくらでも弾いていられる。これは不思議ですよね。
その謎を解く鍵はやはり、今までずっとお伝えしてきたホルモンの働きです。神経伝達物質のドーパミンが分泌され、脳を満たします。快楽ホルモンや報酬系のホルモンといわれるだけあって、それが脳内に満たされると、人は幸福感、恍惚感、満たされ感というような気持ちよさを得ます。これは、人間の性行為と同じホルモンであり、永遠に弾いていたいと思うのは当然というところでしょう。

演奏に限らず、何か道具を使ってアクティブに行動することは脳にとって最高の栄養となります。

道具を使って何かをすることは、私たちを子どもの頃に戻してくれます。子どもの頃はおもちゃをはじめ何かを使って、触って遊ぶということが楽しくて仕方がなかったはずです。大人になると、どうもテレビをはじめ受身の刺激が多くなり、自らが行動して喜びや楽しみを得ることが少なくなりがちです。
子どもの頃は家でウルトラマンの絵も描きたいし、公園でサッカーもしたい、遊園地にも行きたいし、変身グッズで変身もしたい。猫にも触りたいし、鳥も追いかけたい。こんな思いでいっぱいだったと思います。

いつの間にか、大人の私たちはこのような好奇心や新しい発想を忘れてしまい、代わりに仕事やプライベートで起こる様々な問題をどうやって回避しようかという知恵を覚えます。新しいことに向かうのではなく、現実の問題に対処する術だけがどんどん身についていく。なんだか悲しいと思いませんか。
専門用語で幼児的特徴のこと、いわゆる子どもらしさのことを「ネオテニー」といいます。

この子どもらしさ「ネオテニー」を大人になると忘れてしまいがちですが、それは消えてしまっているのではなく隠れてしまっているだけです。
お父さんがたまの休みに子どもと公園で遊んでいると、つい夢中になって子どもよりも楽しく遊んでいる光景を見かけますが、まさにあれがそうです。どんな大人にも「ネオテニー」はあります。

この「ネオテニー」を発揮することができれば、若々しさを保ち、脳がいきいきしてくるという説は最新の人間進化論としても注目を集めています。
つまり、子どものころに持っていた純粋な好奇心や遊び心というものをいつまでも忘れずにいることができれば、脳は無限の可能性を発揮するということです。
音楽を演奏することはこの「ネオテニー」を呼び起こす原動力になると私は考えています。

大人になって音楽をしている人で嫌々やっている人はいません。それどころか、普通に考えればただの趣味に過ぎないはずなのに子どものようにのめりこんでいる人もいます。
自らやりたいと思い行動することは脳に最高の刺激と栄養が与えられます。
音楽の要素自体が脳に快感ホルモンを分泌させる働きがあるということはすでに書きました。その音楽を道具を使って自らが演奏するという快感。これは最高の快感シャワーにほかなりません。

この原稿を書いている机の隣にはピアノが置いてあるのですが、つい手を止めて弾きたくなってしまいます。夜中なので自粛しなくてはいけませんが、これほど「~したい」と思わせる行為はなかなかあるものではありませんね。

気のせいか、最近こんな話をいろいろなところでさせてもらっているためか私の周りには新しく楽器を始めたという人が増えています。
鍵盤ハーモニカ、ソプラノリコーダー、ハープ、ギター、アコーディオンなど。

なぜかピアノがないのが悲しいところですが、皆さんそれぞれ個性的な楽器を始めていますね。大人になってから始めるとまったく身につかないのではないかと思われる方もいますが、まったくそんなことはありません。
むしろ、子どもよりも理解力がある分だけ早く身につくことだってあるのです。

何より、道具を使って音楽に没頭するという時間を持てるということが大切だと思います。休みの日に、だらだらとテレビやインターネットをして一日を終えるのと、ショパンを試行錯誤しながら楽しく練習するのとでは脳に与える刺激の質はまったく異なるものになるでしょう。

大人になってからピアノの発表会に出たり、コンクールに挑戦したり。または、身内だけのミニコンサートを開いたりと、考えるだけでもワクワクしますね。私の周りの楽器を始めた方々は皆さんエネルギーがすごいのです。ただでさえ、仕事やプライベートで忙しいのだと思いますが、わずかな時間を作って練習に励んでいます。何か得なことでもあるのですか?と言われてしまいそうですが、その行為そのものが何よりの快感であり、脳をイキイキさせる原動力になっているのですね。

あなたも、もし昔何かの楽器をやっていたり、興味のある楽器があるならぜひ挑戦してみてください。もちろん、これからまったく新しい楽器に挑戦するのでもいいでしょう。その好奇心とエネルギーがあなたの生活や人生に新しい世界を開いてくれることでしょう。普段聴いていて「いいなあ」を思う音楽を下手ながらも自分で演奏する快感はやった人にしか分かりません。ぜひ挑戦してみてくださいね。

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