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心に届く音楽心理講座

なぜ音楽を聴くと気持ちよいのか

音楽を聴いて、楽しいとか悲しいとか怖いという感情が起こることは誰でも経験があると思います。
では、なぜそのような感情が起こるのか、またどうやって起こるのかという音楽と感情についての研究は実は今まで避けられてきた事実があります。

それは、音楽から生じる感情が音楽だけからではなく個人の置かれた状況や経験からも大きく変わってしまうことや、音楽の持つ複雑怪奇な変数から、実験そのものが困難を極めるものだったからです。
まったく行われていなかったわけではないのですが、初期の研究では音楽を聴いて「楽しい」とか「悲しい」というラベルを適合させるだけという極めて稚拙なものでした。加えて、音楽への感情があまり重要でないと考えられていたという歴史もあります。

しかし、よく考えてみれば日々私たちは音楽を聴いて感情が喚起されることを経験しているはずです。車のラジオからふと流れてきた音楽が、子どもの頃を思い出して懐かしくなったり、特定の経験と結びついてあらゆる感情を呼び起こしたりということは少なくないと思います。また、新しい音楽でも「あ、この曲いいな」と感じて購入に至ったということもあるでしょう。

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いずれにしても、音楽を聴いて感情が起こるということは自明の事実なのですが、なぜか研究が進んでこなかったことは逆に注目に値するところです。
事実、ここ最近は流行とも取れるくらいに音楽と感情についての研究が行われるようになりました。科学的な知見を取り入れながら、徐々に感情が起こるプロセスが分かってきましたのでここで紹介していきたいと思います。

「音楽の能力」とは主に2つに分けられます。
それは、音楽を作ったり、演奏したりする能力です。いわゆる一般的に言われている音楽家としての能力のことです。
そして、もう一つは音楽を聴いて楽しむという能力です。「あ、この曲良いな」「なんか癒されるな」「元気が湧いてきた」などと感じることのできる能力です。いわゆる、音楽を聴いて何かしらの感情を抱くことができる能力のことです。

ここでは、二つ目の音楽を聴いて楽しむことのできる能力についてお話していきます。
音楽と聴いて楽しむということは人間であれば誰にでも備わっている能力です。一見すると、音楽を聴いて何かを感じるというのは高度な処理であって、複雑な処理がなされると思われがちです。ともすると、才能が関係するかのようにも。

しかし、音楽を聴いて生まれる感情というのは極めて動物的であり、古い脳で処理されているのです。
古い脳というのは大脳辺縁系といわれる部分で、人間の進化の証とも言える大脳新皮質の内側に存在する組織のことです。
大脳辺縁系の中には海馬や扁桃体、視床下部といった生きていく上で非常に大切な組織があります。海馬は記憶に関わる評価や意味意味認知を司り、扁桃体は快、不快等の情動を引き起こします。視床下部では体温調節や摂食行動、性行動、睡眠などの生存に関わる機能を受け持っています。

そんな生命に関わるような場所と同じところで、音楽による感情が生まれているのは非常に興味深い事実です。狩猟時代から音楽と感情における脳が変わっていないと書いたのはこのあたりが理由です。
扁桃体や視床下部を中心とする大脳辺縁系には脳内麻薬物質といわれるドーパミンやβエンドルフィンという快感を結びつく化学物質が存在しています。

マラソンのときのランナーズハイの状態や、性行為などのときの快感はこのβエンドルフィンによるものです。麻薬物質といわれるだけあって、βエンドルフィンはモルヒネの5倍とも6倍ともいわれる麻酔効果があります。
この快感、多幸感、恍惚感を味わうときに分泌されるホルモンが音楽を聴いて気持ちいいなと感じるときにも分泌されることが分かっています。
すなわち、音楽を聴いて気持ちよくなるということは、大脳辺縁系という生存に関わる部分で処理され、性行為や食事といった生きていく上で極めて大切なことと同じであるということです。
好きな音楽を聴くと、我を忘れ、気持ちよくさせてくれるのはこういった脳の働きのせいなのです。

ウォーキングやジョギングをしていると良いアイデアが生まれるということを分かっている人はこの快楽ホルモンの効果をよく分かっています。このホルモンが分泌されると、仕事がうまく進んだり、前向きにものごとを考えられるようになる。そういったことを自然と身につけているのです。

音楽も同じ。音楽を聴いて感じる楽しさや、うれしさ、感動や喜びは大脳辺縁系と通して、体の状態をプラスの方向へ導いてくれます。
音楽そのものが嫌いという人がいないのは、こういった人間の本能に結びついているからなのです。好きな音楽を聴くということは、脳に快感のシャワーを浴びせているのと同じ。
この音楽の力をうまく利用していきましょう。
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